Swift

【Swift】分岐処理の基本!比較演算子の使い方

こんにちは、コン(@pippi_kon)です。

この記事は、主にプログラミング言語「Swift」の初心者向けに、iPhoneアプリを作るための情報を記載しています。

今回は、プログラム分岐処理の基本である「比較演算子」についてご紹介します。

演算子とは

演算子とは、「+」「-」「=」などと言った、データに対する演算の種類を決める記号・シンボルのことです。

演算子には以下の種類があります。

演算子の種類

ここでは比較演算子についてご紹介します。

 

比較演算子とは

比較演算子は値の大小関係を調べる演算子です。

調べた結果によってtrueまたはfalseを返します。

主にif文などの分岐処理で使われます。

 


種類と書式

比較演算子の種類と書式は以下の通りです。

演算子 書式 意味
== a == b aとbの値が
等しい場合はtrueを返す。
異なる場合はfalseを返す。
!= a != b aとbの値が
異なる場合はtrueを返す。
等しい場合はfalseを返す。
> a > b aがbより
大きければtrueを返す。
b以下の場合はfalseを返す。
< a < b aがbより
小さければtrueを返す。
b以上の場合はfalseを返す。
>= a >= b aがb以上の場合はtrueを返す。
bより小さければfalseを返す。
<= a <= b aがb以下の場合はtrueを返す。
bより大きければfalseを返す。

 

使い方

Single View Appプロジェクトを作成した直後の状態を前提としています。

【Swift】基本的なプロジェクト(Single View App)の作成方法iPhoneアプリを作成する際にまず行う「基本的なプロジェクトの作成方法」についてご紹介します。...

サンプルプログラム

以下のサンプルプログラムは分岐処理を使わないタイプのものです。

(普通はこのような使い方はしません)

分岐処理との併用は別記事でご紹介します。

print("==の確認")
print(5 == 5)   // true
print(5 == 10)  // false
print(5 == 3)   // false

print("!=の確認")
print(5 != 10)  // true
print(5 != 3)   // true
print(5 != 5)   // false

print(">の確認")
print(5 > 3)    // true
print(5 > 5)    // false
print(5 > 10)   // false

print("<の確認")
print(5 < 10)   // true
print(5 < 5)    // false
print(5 < 3)    // false 

print(">=の確認")
print(5 >= 3)   // true
print(5 >= 5)   // true
print(5 >= 10)  // false

print("<=の確認")
print(5 <= 10)  // true
print(5 <= 5)   // true
print(5 <= 3)   // false

 

実行結果

比較演算子の実行結果

このようにConsoleに表示されます。

 

全プログラムコード

import UIKit

class ViewController: UIViewController {

    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
        // Do any additional setup after loading the view, typically from a nib.
        
        print("==の確認")
        print(5 == 5)   // true
        print(5 == 10)  // false
        print(5 == 3)   // false
        
        print("!=の確認")
        print(5 != 10)  // true
        print(5 != 3)   // true
        print(5 != 5)   // false
        
        print(">の確認")
        print(5 > 3)    // true
        print(5 > 5)    // false
        print(5 > 10)   // false
        
        print("<の確認")
        print(5 < 10)   // true
        print(5 < 5)    // false
        print(5 < 3) // false print(">=の確認")
        print(5 >= 3)   // true
        print(5 >= 5)   // true
        print(5 >= 10)  // false
        
        print("<=の確認")
        print(5 <= 10)  // true
        print(5 <= 5)   // true
        print(5 <= 3)   // false
    }

    override func didReceiveMemoryWarning() {
        super.didReceiveMemoryWarning()
        // Dispose of any resources that can be recreated.
    }


}

 


最後に

今回は、プログラム分岐処理の基本である「比較演算子」についてご紹介しました。

演算子 書式 意味
== a == b aとbの値が
等しい場合はtrueを返す。
異なる場合はfalseを返す。
!= a != b aとbの値が
異なる場合はtrueを返す。
等しい場合はfalseを返す。
> a > b aがbより
大きければtrueを返す。
b以下の場合はfalseを返す。
< a < b aがbより
小さければtrueを返す。
b以上の場合はfalseを返す。
>= a >= b aがb以上の場合はtrueを返す。
bより小さければfalseを返す。
<= a <= b aがb以下の場合はtrueを返す。
bより大きければfalseを返す。

比較演算子はif文などの比較処理で基本となってくるものです。

プログラムを作成する上で多用することになるのでしっかり覚えておきましょう。

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