こんにちは、コン(@pippi_kon)です。
先日、新しく購入したPC(Windows10)にOracleをインストールしようとしたところ「INS-30014エラー」が発生してインストールに失敗しました。
先代のマシン(Windows10)には問題なくインストールできていたのに、なぜ?
ネット検索でヒットする対処方法はいずれも効果なし。
そこで職場の有識者の方に相談したところ「ホスト名を短くしてみれば?」というアドバイスをいただきました。
そんなことでこのエラーを突破できるのか…?
と半信半疑で試してみたところ、なんとインストールに成功しました!
そこでこの記事では、『Oracle12cR2をインストールするときに発生した「INS-30014エラー」の解消方法』についてご紹介します。
現象
Oracleをインストール時に以下のエラーが発生し、インストールに失敗します。
INS-30014: 指定された場所がCFSにあるかチェックできません
原因: 指定された場所には必要な権限がない可能性があります。
処置: 適切な必要な権限を持つ場所を指定してください。
管理者権限で実行してるし、特別な権限設定なんてしてないし、よくわからないエラーです。
インストールを実施した環境は以下。
OS | Windows 10 Pro |
---|---|
Oracle | Oracle 12c R2 |
対処手順
私が実施したコンピューター名を短くしてOracleのインストールに成功させた手順をご紹介します。
- システムのプロパティを開く
- コンピューター名を確認する
- コンピューター名を変更する
- Oracleをインストールする
それぞれの手順について詳しくご紹介します。
1.システムのプロパティを開く
まずは「システムのプロパティ」を開きます。
「Windowsキー」+「Eキー」を同時に押すとウインドウが開きます。
デフォルト設定だと「クイックアクセス」の画面が開きます。
左のリストから「PC」を選択し、上の「コンピューター」メニューにある「システムのプロパティ」を選択しましょう。
2.コンピューター名を確認する
自分のマシンのコンピューター名を確認します。
システムのプロパティ画面の「デバイスの仕様」欄にある「デバイス名」を確認してください。
上記の例だと「DESKTOP-0GFS8TE」が私のマシンのコンピューター名になります。
ちょうど15文字です。
これだとOracle12cRcのインストールに失敗してしまうようです。
3.コンピューター名を変更する
システムのプロパティ画面の「デバイスの仕様」欄にある「このPCの名前を変更」ボタンを押します。
すると以下の画面が表示されます。
新しいコンピューター名を入力しましょう。
「次へ」ボタンを押して再起動することで、コンピューター名が変更されます。
再起動後、再度「2.コンピューター名を確認する」の手順でコンピューター名を確認してみてください。
4.Oracleをインストールする
上記1~3の手順でコンピューター名を変更できました。
最後にOracleをインストールしてみましょう。
きっとインストールできるはずです!
最後に
今回は、『Oracle12cR2をインストールするときに発生した「INS-30014エラー」の解消方法』についてご紹介しました。
- システムのプロパティを開く
- コンピューター名を確認する
- コンピューター名を変更する
- Oracleをインストールする
INS-30014エラーとなる原因にはさまざまなものがあるようです。
「コンピュータ名が長すぎる」というのもその原因の一つ。
コンピュータ名が15文字以上の場合は本記事の内容を参考にしてみてください。
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