こんにちは、コン(@pippi_kon)です。
macOSやiOSのアプリを開発する際に必要となる開発環境「Xcode」。
プログラミング言語であるSwiftのバージョンは調べるのにちょっとした手間がかかりますが、開発環境「Xcode」のバージョンは簡単に調べることができます。
この記事では、現在使用しているXcodeがどのバージョンなのか調べる方法をご紹介します。
Xcodeのバージョンを意識する理由
Xcodeは、バージョンごとに含まれるSDKが異なり、使えるSwiftのバージョンや対応OSが異なります。
例えば、Xcode9ではiOS 11対応のアプリを作成できるが、Xcode8では作成できない、など。
最新のOSに対応したアプリを作りたいなら、Xcodeのバージョンも最新にする必要があります。
バージョンを調べる方法
Xcodeのバージョンを確認する方法は3通りあります。
- アプリケーションフォルダのカラム表示で確認
- Xcodeの起動画面で確認
- Xcodeのメニューで確認
いずれの方法も簡単に確認できます。
それぞれの確認手順についてご紹介します。
方法1.アプリケーションフォルダのカラム表示で確認
アプリケーションフォルダをカラム表示にしてXcodeのバージョンを調べる方法です。
具体的な手順は以下の通り。
- 「Finder」を開く。
- カラム表示に切り替える。
- アプリケーションを選択する。
- Xcodeを選択する。
- 画面右に表示されたXcodeのバージョンを確認する。
Finderはデスクトップ画面の下などにある「Dock」のアイコンをクリックすることで開けます。
Finderを開いたら、以下の順序で項目を選択します。
このようにバージョンを調べることができます。(上記の例ではバージョン9.2)
方法2.Xcodeの起動画面で確認
Xcodeの起動画面でバージョンを確認する方法です。
Xcodeを起動すると、以下の画面が表示されます。
ここにXcodeのバージョンが記載されています。
このようにバージョンを調べることができます。(上記の例ではバージョン9.2)
方法3.Xcodeのメニューで確認
Xcodeを起動し、Xcodeの「About Xcode」メニューからバージョンを確認する方法です。
Xcodeでプログラミング中にバージョンを確認したくなった時に便利な方法です。
Xcodeが最前面(アクティブ)に表示されている状態で、メニューから以下を選択します。
「Xcode」→「About Xcode」
「About Xcode」を選択すると、以下の画面が表示されます。
ここにXcodeのバージョンが記載されています。
このようにバージョンを調べることができます。(上記の例ではバージョン9.2)
バージョンの確認が終わりましたら、左上の赤い閉じるボタン押して画面を閉じてください。
最後に
今回は、現在使用しているXcodeがどのバージョンなのか調べる方法をご紹介しました。
- アプリケーションフォルダのカラム表示で確認
- Xcodeの起動画面で確認
- Xcodeのメニューで確認
どなたかのご参考になれば幸いです。